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平成26年雇用動向調査(厚生労働省)より

H28.6.14 毎週火曜日は労働の一般常識!

入職と離職に関する問題を解いてみましょう。

この問題は、「平成26年雇用動向調査結果の概況」をもとに、社会保険労務士合格研究室で作成しています。

厚生労働省ホームページ → http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/15-2/index.html

 

【問題1】

 平成26年1年間の女について結婚、出産・育児の理由による離職率を年齢階級別にみると、結婚の理由による離職率は25~29歳で最も高く、出産・育児の理由による離職率は、30~34歳で最も高くなっている。

 

【問題2】

 平成26年1年間の転職入職者の賃金変動状況をみると、前職の賃金に比べ「増加」した者の割合は31.6%(前年33.8%)、「減少」した者の割合は36.6%(前年31.8%)、「変わらない」とした者の割合は29.5%(前年32.9%)となっていて、「減少」が「増加」を上回った。

 

【問題3】

 平成26年1年間の転職入職者の就業形態間の移動状況は、「一般労働者から一般労働者へ移動」した割合は53.0%、「パートタイム労働者からパートタイム労働者へ移動」した割合は25.5%となっていて、「パートタイム労働者から一般労働者へ移動」した割合・「一般労働者からパートタイム労働者へ移動」した割合よりも高い。

 

 

 

 

 

 

<解答>

【問題1】 ○

 ちなみに、「介護・看護」の理由による離職率は、男は年齢階級別の差はほとんどなく、女では50~54歳及び60~64歳は他の年齢階級に比べると高くなっています。

 

【問題2】 ×

 「増加」と「減少」が逆になっています。

 「増加」の割合が36.6%(前年31.8%)で前年より4.8ポイント上昇、「減少」の割合が31.6%(前年33.8%)で前年より2.2ポイント低下、その結果「増加」が「減少」を上回っています。

 

【問題3】 ○

 一般労働者だった人は一般労働者として、パートタイム労働者だった人はパートタイム労働者として転職する割合が、異なる就業形態へ転職する割合より高いことがポイント。

 なお、「パートタイム労働者から一般労働者へ移動」した割合は8.9%、「一般労働者からパートタイム労働者へ移動」した割合は10.4%です。

社労士受験のあれこれ