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社会保険労務士合格研究室

 令和4年択一式を解いてみる(労働一般常識)

R5-015

R4.9.12 R4「労一択一」は統計から3問。今日は『労働力調査』

 令和4年労働一般常識は、問1「労働力調査2021年平均結果」、問2「令和3年就労条件総合調査」、問3「令和2年転職者実態調査」で、3問が統計からの出題でした。

 問4は労働関係法規、問5は社会保険労務士法令でした。

 

今日は、問1労働力調査の問題を見てみましょう。

 「労働力調査(基本集計)2021年平均結果(総務省統計局)」からの出題です。

 

A

 2021年の就業者数を産業別にみると、2020年に比べ最も減少したのは「宿泊業、飲食サービス業」であった。

 

B

 2021年の年齢階級別完全失業率をみると、1524歳層が他の年齢層に比べて、最も高くなっている。

 

C

 2021年の労働力人口に占める65歳以上の割合は、10パーセントを超えている。

 

D

 就業上の地位別就業者数の推移をみると、「自営業主・家族従事者」の数は2011年以来、減少傾向にある。

 

E

 役員を除く雇用者全体に占める「正規の職員・従業員」の割合は、2015年以来、一貫して減少傾向にある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

A 〇 2021年の就業者数を産業別にみると、2020年に比べ最も減少したのは「宿泊業、飲食サービス業」で、22万人減少しました。

 

B 〇 完全失業率は2021年平均で2.8%です。1524歳層は、4.6%となっています。

ちなみに、「完全失業率」は、「労働力人口に占める完全失業者の割合」です。

 

 

C 〇 2021年の労働力人口の総数は6860万人で、うち65歳以上は929万人です。

ちなみに「労働力人口」は、「15 歳以上人口のうち,就業者と完全失業者を合わせた人口」です。

 

D 〇  なお、自営業主・家族従事者の数は660万人です。

 

E ×  「2015年以来、一貫して減少傾向」が誤りです。雇用者全体に占める「正規の職員・従業員」の割合は2015年は62.6%で、2021年は63.3%です。

 

 

※総務省統計局「労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)平均結果」を参照しています。

https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/index.html 

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