H30年度本試験の問題を振り返るシリーズ。
今日は、雇用保険法の選択式です。
A・B・C 被保険者期間の計算
これはバッチリだったと思います。
雇用保険は「数字で勝負!」数字は正確に覚えてください。
★過去問もチェック
<H26年にこんな問題が出ています。>
被保険者が平成26年4月1日に就職し、同年9月25日に離職したとき、同年4月1日から4月25日までの間に賃金の支払の基礎になった日数が11日以上あれば、被保険者期間は6か月となる。
<解答> ×
被保険者期間は、離職日(9月25日)からさかのぼって1か月ごとに区切っていき、その1か月の間に賃金支払基礎日数が11日以上ある場合に、被保険者期間1か月として計算します。
期間 | 4/25 ↓ 4/1 | 5/25 ↓ 4/26 | 6/25 ↓ 5/26 | 7/25 ↓ 6/26 | 8/25 ↓ 7/26 | 9/25 ↓ 8/26 |
賃金支払 基礎日数 | 11日以上 | 11日以上 | 11日以上 | 11日以上 | 11日以上 | 11日以上 |
被保険者期間 | 2分の1か月 | 1か月 | 1か月 | 1か月 | 1か月 | 1か月 |
ただし、問題文のように、端数が出る場合(表の黄色の部分)は、
被保険者となった日(平成26年4月1日)からその日後における最初の喪失応当日の前日(4月25日)までの期間の日数が15日以上で、かつ、その期間内の賃金支払基礎日数が11日以上なので、2分の1か月の被保険者期間として計算します。
問題の被保険者期間は、5カ月+2分の1か月です。
D・E 高年齢再就職給付金の要件
こちらも数字問題でした。
社労士受験のあれこれ