H30年度本試験の問題を振り返るシリーズ。
労働安全衛生法の「基礎」を確認しましょう。
※ 今日は、ストレスチェックの実施方法です。
① H30年 労働安全衛生法(問10A)
常時50人以上の労働者を使用する事業者は、常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期に、ストレスチェックを行わなければならない。
② H30年 労働安全衛生法(問10B)
ストレスチェックの項目には、ストレスチェックを受ける労働者の職場における心理的な負担の原因に関する項目を含めなければならない。
③ H30年 労働安全衛生法(問10C)
ストレスチェックの項目には、ストレスチェックを受ける労働者への職場における他の労働者による支援に関する項目を含めなければならない。
④ H30年 労働安全衛生法(問10D)
ストレスチェックの項目には、ストレスチェックを受ける労働者の心理的な負担による心身の自覚症状に関する項目を含めなければならない。
【解答】 ① ○ ② ○ ③ ○ ④ ○
★チェックポイント★
・ 常時「50人未満」の事業場は、ストレスチェックの実施は、当分の間は、「行うよう努めなければならない」。努力義務となっています。
・ 「1年以内ごとに1回」は覚えましょう。
・ 「検査項目」は次の3つの領域です。キーワードを押さえましょう。
① 心理的な負担の原因
② 心理的な負担による心身の自覚症状
③ 他の労働者による支援
社労士受験のあれこれ