H30年度本試験の問題を振り返るシリーズ。
健康保険法の「基礎」を確認しましょう。
※ 今日は、健康保険法「災害救助法との調整」です。
H30年 健康保険法(問3A)
被保険者に係る所定の保険給付は、同一の傷病について、災害救助法の規定により、都道府県の負担で応急的な医療を受けたときは、その限度において行われない。
【解答】 ○
災害救助法により、大規模災害の際に都道府県知事が応急的な救助を行うことになっています。
災害救助法の救助が行われる場合は、健康保険の保険給付よりもそちらが優先されます。
【過去問もチェック!】
<H16年出題>
生活保護法による医療扶助と健康保険による保険給付が併用される場合は、健康保険による保険給付が優先され、費用のうち健康保険による保険給付が及ばない部分について、医療扶助の対象となる。
【解答】 ○
健康保険と生活保護法による医療扶助の場合は、健康保険が優先します。
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