H30年度本試験の問題を振り返るシリーズ。
「労働基準法」です。
※ 今日は、「法令又は労働協約に抵触する就業規則」です。
H30年 労働基準法(問7E)
都道府県労働局長は、法令又は労働協約に抵触する就業規則を定めている使用者に対し、必要な助言、指導又は勧告をすることができ、勧告をした場合において、その勧告を受けた者がこれに従わなかったときは、その旨を公表することができる。
【解答】 ×
正しくは、「行政官庁は、法令又は労働協約に抵触する就業規則の変更を命ずることができる」です。
なお、この就業規則の変更命令は、所轄労働基準監督署長が、文書で行うこととされています。
過去問もどうぞ
<H25年出題>
行政官庁は、就業規則が当該事業場について適用される労働協約に抵触する場合には、当該就業規則の変更を命ずることができる。
【解答】 〇
社労士受験のあれこれ