R3-004
第52回社労士試験、選択式問題を解いていきます。
次の合格のためにも、振り返りは大切なのです。
令和2年度 労基選択式
1 第96条の2の寄宿舎についての「監督上の行政措置」からの出題でした。
ちょっと意外な個所からの出題です。
「計画」なので、前もって届け出が必要、と考えると、2つまでは絞れます。「14日前まで」と自信をもって選べたかどうかでしょうか?
なお、平成21年に同じ論点の問題が択一式で出題されています。「工事着手30日前までに届け出」で「誤」の問題でした。
ポイント! 択一式の論点は、数年後に選択式で出題されることが多い
2 労基法上の「労働者性」についての最高裁判例からの出題です。
労働基準法第9条で「労働者」の定義が規定されています。
しかし、現実は、働き方が多様化していて、「労働者」に当たるか否か、判断に迷う事例が多々あります。
ですので、古典的ではあるものの、非常に今日的な論点の問題だと思いました。
でも、「C」の選択肢は難しいです。
明日は安衛法です。
社労士受験のあれこれ