R3-014
第52回社労士試験の択一式の感想を書いていきます。
令和2年度 安衛法 択一式
超マニアックな難問が無かった。テキストや過去問をきちんと勉強していた方には、解きやすかったと思います。
問8のポイント → 「80時間」と「100時間」の違いと「申出の有無」
■長時間労働者に対する面接指導
時間外・休日労働が1月当たり80時間を超え、かつ疲労の蓄積
労働者からの申出があった場合 → 面接指導を行わなければならない
■新技術・新商品等の研究開発業務に従事する労働者に対する面接指導
時間外・休日労働が1月当たり100時間を超える
労働者からの申出の有無にかかわらず → 面接指導を行わなければならない
■高度プロフェッショナル制度により労働者に対する面接指導
1週間当たり40時間を超えた健康管理時間が1月当たり100時間を超える
労働者からの申出の有無にかかわらず → 面接指導を行わなければならない
問9
A~Dまで明らかな間違いがないので、「E」が選べる。消去法方式。
問10
Aが明らかに誤り。臨時の労働者に対しても安全衛生教育は努力義務ではなく、義務なので。
全体的に 難問が無かったので、落ち着いて解けたと思います。
社労士受験のあれこれ