R3-031
受験勉強で大切なのは、過去の論点を知ること。
なぜなら、何回も繰り返し出題されるからです。
出題傾向をつかめば、勉強が格段に楽になります。
「歴史は繰り返す」
メンタルヘルスケア対策
<H26年出題>
「平成24年労働者健康状況調査(厚生労働省)」参照
メンタルヘルスケアに取り組んでいる事業所の割合は半数近くに達しており、事業所規模別にみると、300人以上の規模では9割を超えている。
【解答】 ○
解答は「〇」ですが、データが平成24年のもので、数字も変化しているので覚えなくていいです。「メンタルヘルスケアに取り組んでいる事業所の割合」が問われたということだけおさえていればOKです。
なお、「労働者健康状況調査」は平成24年をもって廃止されています。
では、令和2年度の問題をどうぞ!
<R2問2C>
※「平成30年労働安全衛生調査(実態調査)(常用労働者10人以上の民営事業所を対象)(厚生労働省)」の概況を参照
メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は約6割となっている。
【解答】 〇
労働安全衛生調査(実態調査)は平成25年から始まっています。
平成30年労働安全衛生調査(実態調査)によると、メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は 59.2%です。
ちなみに、取組内容(複数回答)は、
・ストレスチェックが 62.9%で最も多い。次いで「メンタルヘルス対策に関する労働者への教育研修・情報提供」が 56.3%。