R4-344
「労働費用」のポイントをみてみましょう。
★労働費用総額
令和2年(平成 31(令和元)会計年度)の「労働費用総額」は常用労働者 1 人 1 か月平均 408,140円となっています。
「労働費用総額」に占める「現金給与額」の割合は 82.0%、「現金給与以外の労働費用」の割合は 18.0%となっています。
★ 現金給与以外の労働費用
「現金給与以外の労働費用」73,296 円の内訳は、「法定福利費」50,283 円(構成割合68.6%)、「退職給付等の費用」15,955 円(同 21.8%)、「法定外福利費」4,882 円(同 6.7%)などとなっています。
★ 法定福利費
「法定福利費」50,283 円の内訳は、「厚生年金保険料」27,905 円(構成割合 55.5%)、「健康保険料・介護保険料」17,496 円(同 34.8%)、「労働保険料」3,695 円(同 7.3%)などとなっています。
★ 法定外福利費
「法定外福利費」4,882 円の内訳は、「住居に関する費用」2,509 円(構成割合 51.4%)、「医療保健に関する費用」729 円(同 14.9%)、「食事に関する費用」493 円(同 10.1%)などとなっています。
問題を解いてみましょう。
問題1
「令和3年就労条件総合調査(厚生労働省)」によると、現金給与額が労働費用総額に占める割合は、< A >%である。
〈選択肢〉 ① 18.0 ② 42.0 ③ 53.0 ④ 82.0
問題2
現金給与以外の労働費用に占める法定福利費の割合は、< B >%となっている。法定福利費の中で最も大きな割合を占めているのが< C >である。
〈選択肢〉
① 38.6 ② 68.6 ③ 78.6 ④ 98.6
⑤ 健康保険料・介護保険料 ⑥ 厚生年金保険料
⑦ 児童手当拠出金 ⑧ 労働保険料
【解答】
問題1
A ④ 82.0
問題2
B ② 68.6
C ⑥ 厚生年金保険料
※令和3年就労条件総合調査(厚生労働省)を参照しています。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/21/index.html
社労士受験のあれこれ
毎日コツコツYouTubeチャンネル
チャンネル登録よろしくお願いします