平成29年度の選択式を順番に見ていきます。
今後の選択対策に生かせるよう、傾向を分析していきます。
本日は、雇用保険法です。
【A】
「未支給の基本手当の請求手続」からの出題です。
基本手当は、「失業の認定を受けた日」について支給されるもの。未支給の基本手当を請求するにあたっても、死亡した受給資格者についての「失業の認定」を受けなければならない、と考えれば答が出せるかと思います。
この問題も、問題文の中に答と同じ「失業」の認定という単語が出てきていますね。
【B、C】
「日雇労働被保険者」からの出題です。
日雇労働被保険者は、選択式で意外とよく出ています。
実績としては、平成25年は「日雇労働者の定義」、平成23年と平成17年には「日雇労働求職者給付金」が出されました。
今回もそうですが、月数や日数などの「数字」が問われているのが特徴です。
【D、E】
今年の改正個所である「雇用安定事業・能力開発事業における留意事項」からの出題です。
【D】の選択肢が紛らわしく難しいですね。
今後の勉強のポイント!
★ 「数字」は覚えるしかない。
雇用保険は、「数字」が勝負。
★ 「改正個所」は「必ず出る」前提で覚える。
社労士受験のあれこれ