平成29年度の選択式を順番に見ていきます。
今後の選択対策に生かせるよう、傾向を分析していきます。
本日は、「社会保険に関する一般常識」です。
【A、B】
「国民健康保険法第1条(目的)、第2条」からの出題です。
毎年、どこかで出題されているのが「目的条文」です。
試験直前にはチェックが必須です。
コチラの記事で取り上げています。
→ H29.8.4 目的条文のチェック(一般常識・社保編その1)
Bは「誰のため・何のための保険なのか?」ということで、健康保険法との違いを押さえておけばOKな問題です。
【C】
介護保険法第4条(国民の努力及び義務)からの問題です。
国民の「努力と義務」についての規定です。前半の「自ら要介護状態となることを予防するため」の部分と後半の「要介護状態となった場合においても・・・能力の維持向上に努める」の部分がヒントになろうかと思います。
【D、E】
「児童手当法」からの出題です。
Dは、児童手当の支給を受ける際の認定、Eは、児童手当の支払い月についての問題です。
児童手当は平成21年、26年、27年、28年と立て続けに出題されています。
過去問対策をしていた方には、解答しやすい問題だと思います。
今後の勉強のポイント!
★ 白書だけでなく法令も忘れずに
「社会保険の一般常識」と聞くと、ついつい白書対策の方に気持ちが行きがちですが、基本的な法令の内容も忘れずに。
社労士受験のあれこれ