平成30年1月26日に厚生労働省から、「外国人雇用状況」の届出状況まとめが公表されています。
★「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成29年10月末現在)
試験対策で押さえておきたいポイントは、
◆ 平成19年に届出が義務化されて以来、「過去最高」を更新していることです。
平成29年10月末現在の外国人労働者数は、1,278,670人で、前年同期比194,901人、18.0%の増加となっています。
◆ 増加した要因として、「政府が推進している高度外国人材や留学生の受け入れが進んでいる」、「雇用情勢の改善が着実に進み、「永住者」や「日本人の配偶者」等の身分に基づく在留資格の方々の就労が増えている」、「技能実習制度の活用が進んでいる」などが挙げられています。
◆ では、平成29年10月末現在の「外国人雇用状況」の届出状況より、次の問題を解いてみてください。
<問題> 次の記述が「○」か「×」かを答えてください。
平成29年10月末現在の「外国人雇用状況」の届出状況によると、外国人労働者数は、1,278,670人となっており、国籍別の状況を見ると、中国が最も多く、次いでベトナムとなっている。
【解答】 ○
中国が372,263人で外国人労働者全体の29.1%、ベトナムが240,259人全体の18.8%となっています。
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