日本の社会保障制度は、① 社会保険、 ② 社会福祉、 ③ 公的扶助、 ④ 保険医療・公衆衛生の4つに分類され、現在の社会保障の中心は、「①社会保険」です。
健康保険などの医療保険や、年金制度、介護保険などが「社会保険」です。
「保険」ですので、「保険料を拠出することによって→保険給付が受けられる」という形式で運営されています。
それでは、日本で最初の社会保険について、次の問題を解いてみましょう。
<平成21年出題>
健康保険法は、大正11年に制定され、同時に施行された日本で最初の社会保険に関する法である。
(解答) ×
健康保険法は大正11年に制定されましたが、翌年の関東大震災発生によって施行が延期されました。施行は、大正15年(保険給付及び費用の負担に関する規定は昭和2年から)です。
ちなみに、日本で最初の公的年金制度は「船員保険」です。
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