R4-040
令和3年の問題から、よくでるところを振り返りましょう。
今日は労働一般常識です。
令和3年度は問1と問2が労働経済の問題でした。
問1は、「令和元年版労働経済白書」(令和元年9月28日閣議配布)から
問2は、「令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」(令和3年2月12日公表)からの問題でした。
では、どうぞ!
①【R3年問1B】
正社員について、働きやすさの向上のために、労働者が重要と考えている企業側の雇用管理を男女別・年齢階級別にみると、男性は「職場の人間関係やコミュニケーションの円滑化」、女性は「労働時間の短縮や働き方の柔軟化」がいずれの年齢層でも最も多くなっている。
【解答】
①【R3年問1B】 ×
男女ともにいずれの年齢階級においても「職場の人間関係やコミュニケーションの円滑化」が最も多い。次いで「有給休暇の取得促進」、「労働時間の短縮や働き方の柔軟化」が高くなっています。
(参照:令和元年版労働経済白書P126)
※令和元年版労働経済白書のメインテーマは、「人手不足の下での「働き方」をめぐる課題について」です。
では、こちらもどうぞ!
②【R3問1C】
正社員について、男女計における1か月当たりの労働時間と働きやすさとの関係をみると、労働時間が短くなるほど働きやすいと感じる者の割合が増加し、逆に労働時間が長くなるほど働きにくいと感じる者の割合が増加する。
③【R3問1D】
正社員について、テレワークの導入状況と働きやすさ・働きにくさとの関係をみると、テレワークが導入されていない場合の方が、導入されている場合に比べて、働きにくいと感じている者の割合が高くなっている。
④【R3問1E】
勤務間インターバル制度に該当する正社員と該当しない正社員の働きやすさを比較すると、該当する正社員の方が働きやすさを感じている。
【解答】
②【R3問1C】 〇
労働時間が
・短くなるほど → 働きやすいと感じる者の割合が増加
・長くなるほど → 働きにくいと感じる者の割合が増加
③【R3問1D】 〇
・テレワークが導入されていない場合の方が、働きにくいと感じている者の割合が高い
④【R3問1E】 〇
・勤務間インターバル制度に該当する方が働きやすさを感じている
※この3問については、理屈というよりも、「そうだろうなー」と納得できるので、解きやすいと思います。
参照:令和元年版労働経済白書
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