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H28.1.9 ★労働一般常識 選択★

労働の一般常識の選択式。ここで1点とれるかとれないかで合否が左右され、怖い箇所です。

私たち講師も、例年なんとか予想しようとしているのですが、相当難しいと感じています。

本試験が記述式から選択式に変わったのが平成12年です。これまでどのような問題が出題されていたのかを知ることも意義があると思います。平成12年から平成18年までの出題実績を振り返ってみます。平成19年以降はまた別の日に書きます。

平成12年

労務管理の用語 (年俸制、ドラッカーなど)

(ポイント)

※ 年功制賃金を脱却し、成果主義賃金に注目が集まった頃。

平成13年

労務管理の用語 (テーラー、雇用調整など)

(キーワード)

※ 企業業績の悪化、不況期

平成14年

労働組合 (労働協約、監督的地位にある労働者)

(ポイント)

※ 労働組合法の条文を暗記していれば得点できる。

平成15年

男女雇用機会均等法 (勤労婦人福祉法、定年、退職理由など)

(ポイント)

※ 男女雇用機会均等法の流れが垣間見れて、興味深い

  • 男女雇用機会均等法は、従前からあった勤労婦人福祉法が改正され、昭和60年に制定された(当時は、募集・採用、配置・昇進について女性と男性を差別する扱いを禁止することについては努力義務規定だった)
  • 募集・採用、配置・昇進について、女性と男性の差別禁止が義務化されたのは平成11年のこと                                   
平成16年

労働経済の用語 (労働力調査、完全失業率など)

(ポイント)

※ 「労働力調査」、「毎月勤労統調査」など、いろいろな調査があるが、どの調査から「どこから(厚生労働省からなのか総務省からなのか等」「どんな内容」が発表されているか、「完全失業率」とは何と何の割合なのかなど、発表される数値だけでなく定義もおさえておく必要がある。

平成17年

労働経済 (M字型カーブなど)

(ポイント)

※ 女性のライフスタイルについて。日本の女性の労働力率のカーブの描き方が特徴的であること。M字型カーブのピークとボトムの年齢層は要チェック。

平成18年

派遣法 (労働者派遣契約など)

(ポイント)

※ 派遣法からの基本的な問題。労働者派遣の概念が図で表されている。