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覚えれば解ける問題その8(厚生年金保険法)

H29.10.19 H29年問題より「暗記」ポイントを学ぶ・厚生年金保険法

あれこれ考えないと解けない「ひねった難しい問題」ばかりではありません。

覚えているだけで簡単に解ける問題も出題されています。

「暗記」するだけで得点できる箇所は、どんどん覚えていきましょう!

 

 

 

覚えれば解ける (時効)

 「保険給付」を受ける権利の時効は「5年」

 

★ 保険給付を受ける権利(当該権利に基づき支払期月ごとに又は一時金として支払うものとされる保険給付の支給を受ける権利を含む。)は、5年を経過したときは、時効によつて、消滅する。

  注目してほしいのは、「保険給付」という用語。

 

★ 厚生年金保険法の「保険給付」として、

① 老齢厚生年金

② 障害厚生年金及び障害手当金

③ 遺族厚生年金

が規定されています。「保険給付」には年金だけでなく障害手当金(一時金)も含まれていることに注意しましょう。

 

★ 「保険給付」を受ける権利の時効は5年と規定されています。一時金である障害手当金も「保険給付」ですので、時効は5年です。

 

★ 余裕のある方はこちらの記事もどうぞ。

      ↓

横断 国民年金と厚生年金保険の時効

 

 

 

 

 

 

 

これを覚えると、平成29年【問5】Aが解けます。

★問題です。(平成29年【問5】)

 障害手当金の給付を受ける権利は、2年を経過したときは、時効によって消滅する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<解答> ×

 障害手当金の時効は5年です。

★ ちなみに、国民年金の「死亡一時金」の時効は2年ですので、間違えないように気を付けましょう。

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