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定番問題その5(徴収法)

H29.11.1 H29年問題より「定番」を知る・徴収法

何度も何度も繰り返し出題され、テキストには、ゴシック体・太字・色付き・アンダーラインで示される箇所。

そんな「定番問題」は、慣れてしまえば大丈夫。

定番問題を取り上げていきます。

 

 

定番問題 (延納の場合の端数処理)

 分割したときの1円未満の端数は、第1期分に加算する

 

★ 概算保険料を延納する場合、余り(1円未満の端数が.3333…の場合は1円、.66666…の場合は2円)が出ることがあります。その場合の余りは第1期分に加算します。

 

★ 例えば、概算保険料が80万円で3期に分けて納付する場合

800,000円÷3=266,666.6666円となり、2円余ります。

その場合の各期の納付額は、

第1期分 266,668円 →(余りの2円は第1期分に加算する)

第2期分 266,666円

第3期分 266,666円

となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを覚えると、平成29年【労災問10】アが解けます。

★問題です。

(平成29年【労災問10】ア)

 概算保険料17万円を3期に分けて納付する場合、第1期及び第2期の納付額は各56,667円、第3期の納付額は56,666円である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<解答> ×

 170,000円÷3=56,666.666…ですので、2円余ります。

余った2円は1期に加算します。第1期56,668円、第2期と第3期は各56,666円となります。

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