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社会保険労務士合格研究室

過去問から学ぶ 労働に関する一般常識

R6-186 

R6.2.29 就労条件総合調査 年次有給休暇の取得状況

過去問から学びましょう。

今日は労働に関する一般常識です。

 

 令和5年「就労条件総合調査」の結果より、「年次有給休暇の取得状況」をみていきましょう。

 令和4年の 1 年間に企業が付与した年次有給休暇日数(繰越日数を除く。)をみると、労働者人平均は 17.6 日、このうち労働者が取得した日数は 10.9 日で、取得率は 62.1となっており、昭和 59 年以降過去最高となっている。

 取得率を産業別にみると、「複合サービス事業」が 74.8%と最も高く、「宿泊業,飲食サービス業」が 49.1%と最も低くなっている。

令和5年「就労条件総合調査」の結果より)

 

企業規模別の取得率もみておきましょう。

企業規模

労働者1

平均取得率

令和5年調査計

62.1%

1,000人以上

65.6%

300999

61.8%

100299

62.1%

30 99

57.1%

(令和5年「就労条件総合調査」の結果より)

 

 

過去問と練習問題をどうぞ!

①過去問【R2年選択式】※問題文修正しています

 我が国の労働の実態を知る上で、政府が発表している統計が有用である。年齢階級別の離職率を知るには雇用動向調査、年次有給休暇の取得率を知るには<  A  >、男性の育児休業取得率を知るには雇用均等基本調査が使われている。

 

 

②【練習問題】

令和5年「就労条件総合調査」によると、労働者1 人平均の年次有給休暇の取得率は  < B >%となっており、昭和 59 年以降過去最高となっている。

(選択肢)

① 53.1  ② 62.1  ③ 73.3  ④ 81.2

 

 

 

 

 

 

【解答】

①過去問【R2年選択式】

A 就労条件総合調査

 

②【練習問題】

B  ② 62.1

 

 

参照 厚生労働省 令和5年就労条件総合調査 結果の概況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/23/index.html

社労士受験のあれこれ