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「平成27年労働力調査」の結果より

H28.7.19    毎週火曜日は労働の一般常識!

今日は、「平成27年労働力調査結果」(総務省統計局)からの問題です。

この問題は、「平成27年労働力調査結果」(総務省統計局)を基に、当社会保険労務士合格研究室で作成しています。

「平成27年労働力調査結果」(総務省統計局)のURLはこちら

→ http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/index.pdf

 

では、問題です。

 

【問題1】

 完全失業率は、平成27年平均で 3.4%となり、男女別にみると,男性は3.1%、女性は3.6%となり、完全失業率の男女差は 0.5 ポイントとなった。

 

【問題2】

 完全失業率とは、15歳以上の人口に占める完全失業者の割合である。

 

【問題3】

 平成27年平均の正規の職員・従業員は3313万人と前年に比べ26万人増加(8年ぶりの増加)となり、非正規の職員・従業員は1980万人と18万人増加(6年連続の増加)となった。 

 

 

 

 

 

 

 

<解答>

【問題1】 ×

 男性と女性の完全失業率が逆。男性は3.6%、女性は3.1%で男性の率の方が高いのが特徴です。

 ちなみに、完全失業率3.4%は、前年比0.2 ポイントの低下(5年連続の低下)で、男性3.6%(0.1 ポイント低下)、女性3.1%(0.3 ポイント低下)となっています。
 

 

【問題2】 ×

 完全失業率は、「労働力人口」に占める「完全失業者」の割合です。

 

■労働力調査の用語について

「労働力人口」

    15歳以上の人口のうち、「就業者」と「完全失業者」を合わせたもの

     ※18歳以上ではなく15歳以上です。注意してくださいね。

「労働力人口比率」

    15歳以上の人口に占める「労働力人口」の割合

「完全失業率」

    「労働力人口」に占める「完全失業者」の割合

 

【問題3】 ○

 正規の職員・従業員が8年ぶりの増加していることがポイントです。

 ちなみに、役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は 37.4%となっています。

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