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年金教室第4回目

H28.9.19  年金教室4 国民年金の誕生その2「福祉年金」

さて、拠出制の国民年金がスタートしたのは昭和36年4月ですが、その前に無拠出制の福祉年金がスタートしました。

福祉年金には、既に高齢だった人に対する「老齢福祉年金」、既に障害を有する人に対する「障害福祉年金」、既に遺族だった人に対する「母子福祉年金」等がありました。

「福祉年金」とは無拠出制であることがポイント。費用は全額国庫負担で賄われていたことをしっかりおさえておけばOKです。

 

 

ついでに過去問も解いてみましょう。

<平成19年出題>

 国民年金は、昭和34年に制定された国民年金法に基づき、同年10月から無拠出制の福祉年金の給付が開始され、昭和364月から拠出制の年金制度が開始されて、国民皆年金の体制が成立した。

 

 

 

 

【答】×

無拠出制の福祉年金の給付は昭和34年10月ではなく、昭和34年11月に給付が開始されました。

社労士受験のあれこれ