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定番問題その4(雇用保険法)

H29.10.31 H29年問題より「定番」を知る・雇用保険法

何度も何度も繰り返し出題され、テキストには、ゴシック体・太字・色付き・アンダーラインで示される箇所。

そんな「定番問題」は、慣れてしまえば大丈夫。

今日から、定番問題を取り上げていきます。

 

 

定番問題 (高年齢求職者給付金・失業の認定は1回だけ)

 高年齢求職者給付金の失業の認定は1回だけ

★ 高年齢被保険者が失業した場合、求職者給付として、「高年齢求職者給付金」が支給されます。

★ <基本手当と高年齢求職者給付金の比較>

基本手当高年齢求職者給付金
失業している日に対応して支給される

失業の状態にあれば支給される

      ↓

失業認定日に失業状態にあればよい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを覚えると、平成29年【問5】Aが解けます。

★問題です。

(平成29年【問5】A)

 高年齢求職者給付金の支給を受けた者が、失業の認定の翌日に就職した場合、当該高年齢求職者給付金を返還しなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<解答> ×

 失業の認定日に失業の状態にあればいいので、翌日に就職しても返還する必要はありません。

★ なお、平成29年問5のA~Eの問題は高年齢求職者給付金のポイントがまとまっていますので、きっちり押さえておきましょう。

<H29年の問題を解くポイント>

◆ 高年齢受給資格者には、基本手当、技能習得手当、寄宿手当、傷病手当は支給されない。

◆ 基準日に「高年齢被保険者」である、「高年齢被保険者」でなくなった日から原則1年以内に基準日がある者も「教育訓練給付金」の対象になる。

 ※ 基準日=教育訓練を開始した日

◆ 高年齢求職者給付金の失業の認定日は1回だけ
◆ 高年齢求職者給付金には国庫負担はおこなわれない

社労士受験のあれこれ