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問題の解き方(社保一般常識)

R2-101

R2.2.20 確定給付企業年金法

 「確定給付企業年金法」とは、厚生年金適用事業所の事業主が、単独で又は共同して実施する年金制度のことです。

 では「確定給付企業年金法」でいう「厚生年金保険の被保険者」の定義は?というのが今日の主題です。

 

 

 

(H28年出題)

 確定給付企業年金法における「厚生年金保険の被保険者」には、厚生年金保険法に規定する第4号厚生年金被保険者は含まれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】 ×

確定給付企業年金法の「厚生年金保険の被保険者」は、厚生年金保険法の第1号厚生年金被保険者と第4号厚生年金被保険者とされています。

 ちなみに、第4号厚生年金被保険者とは、私立学校教職員共済の加入者のことです。

 

 

「第4号厚生年金被保険者」について、もう一問どうぞ!

<H29年出題>

 確定拠出年金法の改正により、平成29年1月から60歳未満の第4号厚生年金被保険者(企業型年金等対象者を除く。)は、確定拠出年金の個人型年金の加入者になることができるとされた。

 

 

 

 

 

 

 

【解答】 ○

確定拠出年金の個人型年金加入者の範囲は基本的に20歳以上60歳未満のすべての方です。

1 国民年金第1号被保険者
 ※一部除外規定あり

2 60歳未満の厚生年金保険の被保険者
 ※公務員や私学共済の加入者も対象。

  企業型年金加入者については、企業型年金規約において個人型年金への加入が認められている者に限る。

3 国民年金第3号被保険者

社労士受験のあれこれ