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選択式対策(厚生年金保険法)

R2-189

R2.6.7 選択式の練習/厚年・財政の現況及び見通しの作成

選択式の練習も大切です。

サラッと読み飛ばしている箇所も、穴埋め式になると意外と迷うものです。

 

 

本日は、「財政の現況及び見通しの作成」です。

 

平成16年の年金改正で、「保険料水準固定方式」が導入されました。

この方式のポイントは、

・ 最終的な保険料(保険料率)の水準を法律で定める

・ 給付はその負担の範囲内で行う

ことです。

 そのため、給付水準は、少子化等の社会経済情勢の変動に応じて、毎年度自動的に調整されています。

 また、定期的にその時点の長期的な財政調整の見通しを作成し、給付水準の調整の必要の有無などを検証すること(財政検証)も平成16年の改正で導入された制度です。

 

ではどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題

(財政の現況及び見通しの作成)

 政府は、少なくとも5年ごとに、保険料及び<  A  >の額並びにこの法律による保険給付に要する費用の額その他の厚生年金保険事業の財政に係る収支についてその現況及び財政均衡期間における見通し(「財政の現況及び見通し」という。)を作成しなければならない。

 財政均衡期間は、財政の現況及び見通しが作成される年以降おおむね<  B  >とする。

 政府は、財政の現況及び見通しを作成したときは、<  C  >、これを公表しなければならない。

 

(調整期間)

 政府は、財政の現況及び見通しを作成するに当たり、厚生年金保険事業の財政が、財政均衡期間の終了時に保険給付の支給に支障が生じないようにするために必要な積立金(年金特別会計の厚生年金勘定の積立金及び厚生年金保険法第79条の2に規定する実施機関積立金をいう。)を政府等が保有しつつ当該財政均衡期間にわたってその均衡を保つことができないと見込まれる場合には、<  D  >の額を調整するものとし、政令で、保険給付の額を調整する期間(以下「調整期間」という。)の開始年度を定めるものとする。

 

(調整期間の開始年度)

 調整期間の開始年度は、<  D  >とする。

 

 

【選択肢】

① 国庫補助     ② 積立金   ③ 国庫負担

④ 10年間   ⑤ 100年間   ⑥ 25年間   

⑦ 遅滞なく   ⑧ 10日以内に   ⑨ 年度末までに

⑩ 保険料    ⑪ 保険給付   ⑫ 基礎年金拠出金

⑬ 平成16年度    ⑭ 平成17年度   ⑮ 平成18年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

A ③ 国庫負担

B ⑤ 100年間

C ⑦ 遅滞なく

D ⑪ 保険給付

E ⑭ 平成17年度

 

 

こちらの問題もどうぞ!

 この法律による<  F  >の額は、国民の生活水準、賃金その他の諸事情に著しい変動が生じた場合には、変動後の諸事情に応ずるため、速やかに改定の措置が講ぜられなければならない。

【選択肢】

① 保険料    ② 年金たる保険給付   ③ 国庫負担

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

F ② 年金たる保険給付

社労士受験のあれこれ