合格まで一緒に頑張りましょう!合言葉は「毎日コツコツ」
毎日コツコツ。継続は力なり。
R2-220
選択式の練習も大切です。
サラッと読み飛ばしている箇所も、穴埋め式になると意外と迷うものです。
本日は、「厚生労働省の統計調査」です。
ではどうぞ!
問 題
<H26年選択>
労働時間の実態を知る上で有効な統計調査は、事業所を対象として行われている< A >である。この調査は、統計法に基づいて行われる< B >であり、調査対象となった事業所に対して報告の義務を課しており、報告の拒否や虚偽報告について罰則が設けられている。
< A >は、労働時間の他に、常用労働者数、パートタイム労働者数、現金給与額、< C >についても調べている。
【選択肢】
① 労働力調査 ② 毎月勤労統計調査 ③ 就労条件総合調査
④ 基幹統計調査 ⑤ 一般統計調査 ⑥ 悉皆統計調査
⑦ 出勤日数 ⑧ 有給休暇日数 ⑨ 裁量労働対象者数
【解答】
A ② 毎月勤労統計調査
B ④ 基幹統計調査
C ⑦ 出勤日数
基幹統計調査とは?
・ 基幹統計調査は、国の行政機関が作成する統計のうち総務大臣が指定する特に重要な統計。毎月勤労統計調査は「基幹統計調査」。
・ 国の行政機関が行う統計調査は、「基幹統計調査」と「一般統計調査」に分けられている。
・ 報告義務(報告の拒否や虚偽報告についての罰則規定)は、一般統計調査にはない基幹統計調査の特別な規定。
ついでにこちらもチェック
「就労条件総合調査」とは?
調査事項:企業の属性、労働時間制度、賃金制度、資産形成に関する事項
一般統計調査
厚生労働省が実施
「労働力調査」とは?
目 的:我が国の就業・不就業の状態を明らかにするための基礎資料を得ること
調査範囲:我が国に居住している全人口
基幹統計調査
総務省が実施
たぶん、今年の本試験にはあまり関係ないです。ちょっとしたこと
令和2年7月7日に、「毎月勤労統計調査 令和2年5月分結果速報」が厚生労働省から公表されました。
現金給与総額(就業形態計)は、269,341 円で、きまって支給する給与は 258,366 円。きまって支給する給与のうち、所定内給与は 243,765 円(前年同月比0.2%増)、所定外給与は 14,601 円(前年同月比25.8%減)。
総実労働時間は、122.3 時間。そのうち、所定内労働時間は 115.0 時間(前年同月比7.4%減)、所定外労働時間は 7.3 時間(前年同月比29.7%減)。
→ 前年同月と比べて、所定外給与と所定外労働時間の減少が大きいですね。コロナの影響で残業が減ったことが想像できる数字です。
社労士受験のあれこれ