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令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況より その2

R3-349

R3.8.7 令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査よりその2

 今日も昨日に引き続き、「令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」(厚生労働省)がテーマです。

 この調査には、「事業所調査」と「個人調査」があり、昨日は「事業所調査」、今日は「個人調査」です。

 

ではどうぞ!

空欄を埋めてください。枠内の選択肢から選んでください。

 

問題①

(正社員以外の労働者の仕事に対する意識)

・現在の就業形態を選んだ理由

 就業形態別にみると、「契約社員(専門職)」では「< A >」が 49.9% と最も高く、次いで「正社員として働ける会社がなかったから」が 23.9%、「嘱託社員(再雇用者))」では「< A >」が 45.6%と最も高く、次いで「家計の補助、学費等を得たいから」が 24.6%、「パートタイム労働者」では「< B >」が 45.4%と最も高く、次いで「家庭の事情(家事・育児・介護等)と両立しやすいから」が 36.7%、「臨時労働者」では「< B >」が 39.5%と最も高く、次いで「専門的な資格・技能を活かせるから」が 29.5%、「派遣労働者」では「< C >」が 31.1%と最も高く、次いで「自分の都合のよい時間に働けるから」が 20.9% となっている。 

【選択肢】

自分の都合のよい時間に働けるから

専門的な資格・技能を活かせるから

正社員として働ける会社がなかったから

 

 

問題②

(現在の職場での満足度)

 仕事の内容・やりがいや賃金など 11 の項目と職業生活全体について、「満足」又は「やや満足」とする労働者割合から「不満」又は「やや不満」とする労働者割合を差し引いた満足度D.I.を正社員と正社員以外の労働者で比較してみると、「< D >」(正社員 61.4 ポイント、正社員以外の労働者 33.1 ポイント)、「< E >」(正社員 58.8 ポイント、正社員以外の労働者 57.5 ポ イント)、「正社員以外の労働者との人間関係、コミュニケーション」(同 50.5 ポイント、同 50.7 ポ イント)となっている。

 「< D >」は、正社員の満足度D.I.が最も高いが、正社員以外の労働者では低い。

 「賃金」(同 21.7 ポイント、同 6.7 ポイント)、「教育訓練・能力開発のあり方」(同 19.1 ポイント、同 4.2 ポイント)、「人事評価・処遇のあり方」(同 16.2 ポイント、同 16.5 ポイン ト)などは両者ともに低い。 

【選択肢】

仕事の内容・やりがい

雇用の安定性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

問題① 

A ②専門的な資格・技能を活かせるから

B 自分の都合のよい時間に働けるから

C 正社員として働ける会社がなかったから

 

★現在の就業形態を選んだ理由(複数回答3つまで)

「契約社員(専門職)」、「嘱託社員(再雇用者)」 

 → 「専門的な資格・技能を活かせるから」が最も高い

「 パートタイム労働者」、「臨時労働者」 

 → 「自分の都合のよい時間に働けるから」が最も高い

「派遣労働者」

 → 「正社員として働ける会社がなかったから」が最も高い

 

問題② 

D ②雇用の安定性

E ①仕事の内容・やりがい

 

★現在の職場での満足度D.I.について

・「正社員」 → 「雇用の安定性」が 高い

・「正社員以外の労働者」 → 「仕事の内容・やりがい」が高い

 

 

調査の概要より

<調査の目的> 正社員及び正社員以外の労働者のそれぞれの就業形態について、事業所側、労働者側の双方から意識面を含めて把握することで、多様な就業形態に関する諸問題に的確に対応した雇用政策の推進等に資することを目的とする。

 

参照→ 厚生労働省 令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況

正社員以外の労働者の仕事に対する意識 

現在の職場での満足度

社労士受験のあれこれ