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第53回選択式(労働一般常識)

R4-006

R3.8.28 第53回選択労一~難しい★★★

 第53回試験を振り返ってみましょう。

★★★ 難しい

★★☆ やや難しい

★☆☆ 暗記が肝心、消去法で解く

☆☆☆ どうにか解ける

 

 

今日は、「労務管理その他の労働に関する一般常識」の選択式です。

 

問題1 労働施策総合推進法(法第9条、則第1条の3、則附則第10条)

「労働者の募集・採用の際の年齢制限禁止」からの出題です。

 

 労働施策総合推進法では、労働者の募集・採用の際に、原則として年齢制限を禁止しています。

 ただし、例外事由に該当する場合は、年齢制限を行うこともできます。

 その例外規定の1つとして、新しく「就職氷河期世代」の不安定就労者・無業者に限定した募集・採用が可能になっています。(令和5年3月31日までの措置です)

 その就職氷河期世代の年齢層の問題でした。施行規則附則第10条で「35歳以上55歳未満」と規定されています。

  問題1 ★★★ 難しい

 

問題2 「生涯現役社会の実現に向けた環境整備」、「高年齢求職者の再就職支援」、「中高年齢者等の起業」がテーマです。

(令和2年版厚生労働白書 第3節「生涯現役社会」の実現より)

 

 助成金の名称と内容を暗記するのは難しいです。しかし、文脈からなんとか当てはめることができると思います。

 Bのヒントは、問題文の中の「65歳以降の定年延長、66歳以降の継続雇用延長」という部分です。「キャリアアップ」「処遇改善」「雇用安定」というワードは合わないので、「65歳超雇用推進」という用語になるのではないかと考えてみる。

 Dのヒントは、問題文の中の「ハローワーク等の紹介により60歳以上の高年齢者等を雇い入れた」の部分です。「雇用継続」「人材開発」「人材確保」というワードは合わないので、「特定求職者雇用開発助成金」ではないかと考えてみる。

問題2 ★★★ 難しい

社労士受験のあれこれ