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社会保険労務士合格研究室

国民年金法

R4-274 

R4.5.23 国年の第2号被保険者

 国民年金の強制加入被保険者として、第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者の3つがあります。

 今回は、第2号被保険者がテーマです。

 

 条文を読んでみましょう。

7条第1項第2

厚生年金保険の被保険者は、第2号被保険者とする。

法附則第3条 (被保険者の資格の特例)

 第7条第1項第2号の規定の適用については、当分の間、同号中「の被保険者」とあるのは、「の被保険者(65歳以上の者にあっては、老齢厚生年金、老齢基礎年金その他の老齢又は退職を支給事由とする年金たる給付であって政令で定める給付の受給権を有しない被保険者に限る)」とする。

 

ポイント!

 厚生年金保険の被保険者は、国民年金の第2号被保険者となります。

 年齢要件や国内居住要件がないのがポイントです。

 ただし、厚生年金保険の被保険者で65歳以上で、老齢又は退職を支給事由とする年金の受給権がある者は、第2号被保険者となりません。

 

 

では、過去問をどうぞ!

①【H29年出題】

 20歳未満の厚生年金保険の被保険者は、国民年金の第2号被保険者となる。

 

 

②【H26年出題】(改正による修正あり)

 65歳以上の厚生年金保険法の被保険者は、老齢又は退職を支給事由とする年金給付の受給権を有していなくても、障害を支給事由とする年金給付の受給権を有していれば、第2号被保険者とならない。

 

 

③【H27年出題】

 厚生年金保険の在職老齢年金を受給する65歳以上70歳未満の被保険者の収入によって生計を維持する20歳以上60歳未満の配偶者は、第3号被保険者とはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

①【H29年出題】 〇

 第1号被保険者と第3号被保険者には、「20歳以上60歳未満」という年齢要件がありますが、第2号被保険者には年齢要件はありません。

 厚生年金保険の被保険者であれば20歳未満でも、国民年金の第2号被保険者となります。

 

 

②【H26年出題】(改正による修正あり) ×

 65歳以上の厚生年金保険法の被保険者は、「老齢又は退職を支給事由とする年金給付の受給権」を有していなければ、第2号被保険者となります。

 「障害」を支給事由とする年金給付の受給権を有していても、「老齢又は退職」を支給事由とする年金給付の受給権を有していなければ、第2号被保険者となります。

 

 

③【H27年出題】 〇

 第3号被保険者は、「第2号被保険者」の配偶者であることが条件です。

 問題文の場合、厚生年金保険の被保険者ではありますが、65歳以上でかつ「厚生年金保険の在職老齢年金を受給中=(老齢又は退職を支給事由とする年金の受給権を有する)」ですので、第2号被保険者にはなりません。

 そのため、その者の配偶者は第3号被保険者とはなりません。

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