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社会保険労務士合格研究室

社会保障統計

R4-357

R4.8.14 介護保険・後期高齢者医療の統計

 出題実績のある統計をチェックしましょう。

<令和3年度 後期高齢者医療制度被保険者実態調査>

■被保険者の年齢構成

 令和3年9月30日現在の被保険者数は18,145千人となっており、うち75歳以上の被保険者数は17,852千人で、被保険者の98.4%を占めている。一定の障害の状態にあるとして認定を受けた65歳から74歳の被保険者数は293千人となっている。また、被保険者の平均年齢は82.9歳となっている。

 

<令和元年度 介護保険事業状況報告>

■要介護(要支援)認定者数

 要介護(要支援)認定者(以下「認定者」という。)数は、令和元年度末現在で  669万人となっている。うち、第1号被保険者は656万人(男性204万人、女性452万人)、第2号被保険者は13万人(男性7万人、女性6万人)となっている。

 

 認定を受けた第1号被保険者のうち、前期高齢者(65歳~75歳未満)は73万人、後期高齢者(75歳以上)は583万人で、第1号被保険者の認定者に占める割合は、それぞれ11.1%、88.9%となっている。

 

 認定者を要介護(要支援)状態区分別にみると、要支援1:93万人、要支援2: 94万人、要介護1:135万人、要介護2:116万人、要介護3:88万人、要介護4:82万人、要介護5:60万人となっており、軽度(要支援1~要介護2)の認定者が  約65.6%を占めている。

 

では、問題をどうぞ!

【問1】 (平成27年に出題された問題を修正しています。)

 「令和3年度後期高齢者医療制度被保険者実態調査(厚生労働省)」によると、令和3930日現在の後期高齢者医療制度の被保険者数は、5,547千人となっており、うち75歳以上の被保険者数は被保険者の79.6%を占めている。

 

【問2】 (平成27年に出題された問題を修正しています。)

 「令和元年度介護保険事業状況報告(厚生労働省)」によると、要介護(要支援)認定者数は、令和元年度末現在で1,561万人となっており、そのうち軽度(要支援1から要介護2)の認定者が、全体の約83.5%を占めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

【問1】 ×

 「令和3年度後期高齢者医療制度被保険者実態調査(厚生労働省)」によると、令和3930日現在の後期高齢者医療制度の被保険者数は、「18,145千人」で、うち75歳以上の被保険者数は被保険者の「98.4%」を占めています。

 

 

【問2】 ×

 「令和元年度介護保険事業状況報告(厚生労働省)」によると、要介護(要支援)認定者数は、令和元年度末現在で「669万人」で、そのうち軽度(要支援1から要介護2)の認定者が、全体の約「65.6%」を占めています。

 

 

※厚生労働省「後期高齢者医療制度被保険者実態調査」を参照しています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/iryouhoken/database/seido/kouki_jittai.html

※厚生労働省「令和元年度 介護保険事業状況報告」を参照しています。

https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/19/index.html

 

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