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H29年度の雇用保険率

H29.4.5 平成29年度の雇用保険率は引き下げ

 雇用保険率は、「一般の事業」、「農林水産・清酒製造の事業」、「建設の事業」と、事業の種類によって3パターン設定されています。

 平成29年度の雇用保険率は昨年度より引き下げられていて、4月1日から適用されています。

 

 試験対策として、まずは「一般の事業」の平成29年度の雇用保険率を押さえましょう。「一般の事業」の平成29年度の雇用保険率は、「1000分の9」となりました。(*平成28年度は1000分の11でした)

 

★ 雇用保険率の「1000分の9」は、「雇用保険二事業以外(失業等給付)」に係る部分と「雇用保険二事業」に係る部分に分けられます。

 平成29年度は、1,000分の61,000分の3となります。(ちなみに引き下げられたのはの部分で、の部分は昨年度と同じ率です。)

 

 労働者と事業主の負担についても押さえましょう。

の部分は労働者と事業主が折半で負担し、の部分は事業主が全額負担します。

負担割合は↓の表のようになります。

雇用保険率 

 

事業主負担労働者負担

1000分の9 (内1000分の3が二事業分)

1000分の61000分の3

 

 

 ついでに、「就職支援法事業」に要する費用はどちらに入るのかも確認しておきましょう。

の部分は失業等給付の費用に充てる部分ですが、「就職支援法事業」の費用も①に含まれます。の部分は雇用保険二事業(雇用安定事業と能力開発事業)の費用に充てる部分ですが「就職支援法事業」は除かれます。

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