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R1年出題より/基本問題(労働一般常識)

R2-39

R1.10.28 R1労一/労働費用(就労条件総合調査)

 

令和元年の問題を振り返っています。

今日は、労一「労働費用(就労条件総合調査)」についてです。

 

 

 

 R1労一(問1)より

 本問は、「平成28年就労条件総合調査(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。

(問題)

 「法定福利費」に占める割合を企業規模計でみると、「厚生年金保険料」が最も多く、「健康保険料・介護保険料」、「労働保険料」がそれに続いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】 ○

 厚生年金保険料の保険料率が一番高いことを思うと、納得いくと思います。

ちなみに、厚生年金保険料が「法定福利費」に占める割合は、企業規模計で54.3%です。

 

用語の定義(厚生労働省ホームページより)

「労働費用」とは → 「使用者が労働者を雇用することによって生じる一切の費用(企業負担分)」のこと。

★現金給与額、法定福利費、法定外福利費、現物給与の費用、退職給付等の費用 等

 

法定福利費

法律で義務づけられている社会保障制度の費用(企業負担分)

★健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、労働保険料 等

法定外福利費

法律で義務づけられていない福利厚生関係の費用

★住居に関する費用、医療保健に関する費用、食事に関する費用、慶弔見舞い等の費用 等

社労士受験のあれこれ