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厚年 【改正】標準報酬月額の上限

R3-310

R3.6.29 【厚年】標準報酬月額の最高等級の引上げ

令和2年9月より、標準報酬月額の最高等級が引き上げられています。

 

条文を穴埋めでチェックしましょう!

★空欄を埋めてください。

第20条

 

 毎年< A >における全被保険者の標準報酬月額を平均した額の< B >に相当する額が標準報酬月額等級の最高等級の標準報酬月額を超える場合において、その状態が継続すると認められるときは、その年の< C >から、健康保険法に規定する標準報酬月額の等級区分を参酌して、政令で、当該最高等級の上に更に等級を加える標準報酬月額の等級区分の改定を行うことができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

A 3月31日

B 100分の200

C 9月1日

(法第20条)

ポイント!

 厚生年金保険の標準報酬月額の最高等級は「第32級 650,000円」になりました。

(令和2年9月より R2.8.14政令第246号)

 厚生年金保険の標準報酬月額は、第1級(88,000円)~第32級(650,000円)です。

 

 ちなみに、健康保険法は 第1級(58,000円)~第50級(1,390,000円)です。

 

では、こちらもどうぞ!

<H24年出題>(修正)

 被保険者が賞与を受けた場合、その賞与額に基づき、これに千円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てて、その月における標準賞与額を決定する。ただし、その月に当該被保険者が受けた賞与によりその年度(毎年4月1日から翌年3月31日までをいう。以下同じ。)における標準賞与額の累計が573万円を超えることとなる場合には、当該累計額が573万円となるようその月の標準賞与額を決定し、その年度においてその月の翌月以降に受ける賞与の標準賞与額は0とする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

<H24年出題>(修正) ×

 厚生年金保険の標準賞与額は、『被保険者が賞与を受けた月において、その月に当該被保険者が受けた賞与額に基づき、これに千円未満の端数を生じたときはこれを切り捨てて、その月における標準賞与額を決定する。この場合において、当該標準賞与額が150万円を超えるときは、これを150万円とする。』と規定されています。

 厚生年金保険の標準賞与額の上限は月150万円です。

(法第24条の4) 

 問題文は、健康保険の標準賞与額の決定方法です。健康保険法の場合は、年度の累計で573万円までです。(健保法第45条)

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