合格まで一緒に頑張りましょう!合言葉は「毎日コツコツ」

社会保険労務士合格研究室

国民年金法 保険料

R5-228

R5.4.12 令和5年度の国民年金保険料

 国民年金の保険料についてみていきましょう。

 

 国民年金の保険料の額は、令和5年度に属する月の月分については、17,000保険料改定率を乗じて得た額(その額に5円未満の端数が生じたときは、これを切り捨て5円以上10円未満の端数が生じたときは、これを10円に切り上げるものとする。)となります。

(第87条第3)

 

保険料改定率は、前年度保険料改定率×名目賃金変動率で算定します。

名目賃金変動率前々年の物価変動率×4年前の年度の実質賃金変動率です。

 

令和5年度の指標は以下の通りです。

前年度保険料改定率

0.976

前々年の物価変動率

0.998

-0.20%)

4年前の年度の実質賃金変動率

0.998

-0.20%)

 

令和5年度の保険料改定率は、0.976×(0.998×0.998)=0.972となります。

 

では、問題を解いてみましょう。

(平成30年の過去問を参考にしています。)

【問題】

 令和5年度の国民年金保険料の月額は、17,000円に保険料改定率を乗じて得た額を10円未満で端数処理した16,520円である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】 〇

 令和5年度の国民年金保険料の月額は、

17,000円×保険料改定率(0.972)=16,524円の5円未満を切り捨てた16,520円です。 

社労士受験のあれこれ