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社会保険労務士合格研究室

雇用保険法 被保険者

R5-279

R5.6.2 雇入れ時に31日以上の雇用が見込まれない場合

 以下の場合は、雇用保険の被保険者から除外されます。

 条文を読んでみましょう。

6条 次に掲げる者については、雇用保険法は、適用しない

1. 1週間の所定労働時間が20時間未満である者(特例高年齢被保険者及び日雇労働被保険者に該当することとなる者を除く。)

2. 同一の事業主の適用事業に継続して31日以上雇用されることが見込まれない(前2月の各月において18日以上同一の事業主の適用事業に雇用された者及び日雇労働被保険者に該当することとなる者を除く。)

3.~6.は省略)

 

1週間の所定労働時間が20時間未満である者は、雇用保険は適用除外です。

 ※日雇労働被保険者に該当する者は、被保険者となります。

★同一の事業主の適用事業に継続して31日以上雇用されることが見込まれない者は、雇用保険は適用除外です。

 ※日雇労働被保険者に該当する者は被保険者となります。

 ※日雇労働者で前2月の各月に18日以上同一の事業主の適用事業に雇用された者は、被保険者となります。

 

 

過去問をどうぞ!

①【R2年選択】

 雇用保険法の適用について、1週間の所定労働時間が< A >であり、同一の事業主の適用事業に継続して< B >雇用されることが見込まれる場合には、同法第6条第3号に規定する季節的に雇用される者、同条第4号に規定する学生又は生徒、同条第5号に規定する船員、同条第6号に規定する国、都道府県、市町村その他これらに準ずるものの事業に雇用される者を除き、パートタイマー、アルバイト、嘱託、契約社員、派遣労働者等の呼称や雇用形態の如何にかかわらず被保険者となる。

 

 

②【H27年出題】

 当初の雇入れ時に31日以上雇用されることが見込まれない場合であっても、雇入れ後において、雇入れ時から31日以上雇用されることが見込まれることとなった場合には、他の要件を満たす限り、その時点から一般被保険者となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

①【R2年選択】

A20時間以上

B31日以上

①と②の要件を両方満たす場合は、パートタイマー、アルバイト、嘱託、契約社員、派遣労働者等の呼称や雇用形態の如何にかかわらず被保険者となります。

①1週間の所定労働時間が20時間以上である

②同一の事業主の適用事業に継続して31日以上雇用されることが見込まれる

 

②【H27年出題】 〇

 当初は31日以上雇用されることが見込まれない場合でも、雇入れ後に、31日以上雇用されることが見込まれることとなった場合は、その時点から一般被保険者となります。

(行政手引20303

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