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社会保険労務士合格研究室

令和5年度過去問で解ける問題 健康保険法

R6-028

R5.9.24 傷病手当金の待期について

「過去問」で解ける問題を解説していきます。

今日は、健康保険法です。

 

条文を読んでみましょう。

99条第1項 (傷病手当金)

 被保険者(任意継続被保険者を除く。)療養のため労務に服することができないときは、その労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間、傷病手当金を支給する。 

 

傷病手当金を受けるには、連続3日間の待期期間を満たすことが必要です。

 

過去問をどうぞ!

H21年出題】

 傷病手当金の待期期間は、最初に療養のため労務不能となった場合のみ適用され、その後労務に服し同じ疾病又は負傷につきさらに労務不能となった場合は待期の適用は行われない。

 

 

 

 

 

 

【解答】

H21年出題】 ○

待期は最初に1回満たせば良く、その後労務に服した後再び同じ疾病又は負傷につき労務不能となった場合には、待期は不要です。

(昭2.3.11保理1085

 

では、令和5年の問題をどうぞ!

R5年出題】

 傷病手当金の待期期間について、疾病又は負傷につき最初に療養のため労務不能となった場合のみ待期が適用され、その後労務に服し同じ疾病又は負傷につき再度労務不能となった場合は、待期の適用がない。

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

R5年出題】 ○

 待期は、同じ疾病又は負傷につき、1回満たせば要件を満たします。

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